「インストールできて、サイトが表示された~」と浮かれたいところなんですが、もう少しやらなければいけないので、すぐに『インストールした後に、すぐやる設定』を行ないます。
メールの設定を変えます。
C-CUBE からご注文確認メールを受け取るには、『 MAIL_BACKEND 』を変更する必要があります。EC-CUBEの管理画面にログインし、「システム設定」→「パラメータ設定」へと進みます。

初期設定では「smtp」となっておりますので、「mail」と入力し、ページ下部の「この内容で登録する」ボタンを押してください。

これで注文確認メールを受け取れます。
ベーシック認証をかけます。
このままですとURLがわかってしまえば、どこからでもアクセスできてしまうので、ベーシック認証をかけます。まずはローカルに、『htaccess.txt』と『htpasswd.txt』というファイルを作成します。そして、『htaccess.txt』を開いて以下を記述します。
#.htpasswd(パスワード)までをフルパスで設定します。 #変更するのは、AuthUserFileの行のみです AuthUserFile /home/sites/heteml/users111/a/b/c/example/web/test/.htpasswd #グループを認証。意味あるのかは不明。 AuthGroupFile /dev/null #認証画面の領域に表示される内容。 AuthName "ID and password input please" #慣例としていつも使ってます、意味はわからないのです。 AuthType Basic require valid-user #.htpasswdと.htaccessへのアクセス禁止! <Files ~ "^.(htpasswd|htaccess)$"> deny from all </Files>※サイトパスのがわからない場合は、hetemlのコントロールパネルから確認できます。
「ドメイン・メール設定」 → 確認したドメインの「詳細を見る」
次は、『htpasswd.txt』です。
まずは「ユーザ名」と「パスワード」を考えます。
なるべく、サイトや自分と関係ない文字要素の方が良いと思います。
決まったら、以下サイトのwebサービスでパスを生成します。
htpasswd用パス作成ツール – phpspot
先ほど考えた、「ユーザ名」と「パスワード」を入力し、『作成』ボタンを押します。
すると、下に文字列ができますので、それをコピーし『htpasswd.txt』に貼り付けて保存します。
ここまでできたら、後は『htaccess.txt』と『htpasswd.txt』を任意の場所にアップします。
ちなみに今回は
「/web/test/」 の直下におきました。
その時ファイル名は
『htaccess.txt』→『.htaccess』
『htpasswd.txt』→『.htpasswd』
に変更します。
こんな感じになると思います。

これで、「 http://test.example.com 」以下にアクセスすると認証画面が表示されるようになります。
※もし、認証画面が出てこないようでしたら、「AuthUserFile」が間違っている可能性がございますので確認してください。
※ベーシック認証を設定している時は検索エンジンに登録されません。クローラーへのアクセスを拒否している状態なので。
.ftpaccess を設定する
hetemlでは『.ftpaccess』が利用できるので設定します。特定の接続元からのみFTP接続を許可することができますので、EC-CUBEじゃなくてもhetemlを利用するのであれば設定した方が良いです。設定の仕方は、heteml公式サイトで紹介されてますので参照ください。
.ftpaccess について
※以前、モデムの電源を切って電源を入れ直したらFTPの接続ができない時があったのですが、その時IPが変わってすぐに『.ftpaccess』が影響しているとは気づかず困りました。heteml FTPかSSHでも.ftpaccessの編集は可能です。
※IPアドレスが固定でないと使えませんので注意!
基本情報管理の設定
「基本情報管理」を選択し、各種店舗情報を設定します。入力した情報の一部は、『当サイトについて』『特定商取引に関する法律に基づく表記』のページや注文完了画面、お客様に送信されるメールなどに反映されます。

取り急ぎこんなとこでしょうか。
⇒3)PHP5.3にする – hetemlのサーバでEC-CUBE(2.11.3)を使ってみる
⇒hetemlのサーバでEC-CUBEインストール~公開までの道のり